倉庫代わりにもなって便利!床下収納設置で集客につなげよう!
収納スペースがたくさんある物件は人気があります。
特に、場所を取らない収納は部屋が狭くならず、荷物もきれいに整理できて便利です。
そのような中で注目されているのが、床の下の収納スペースです。
床下に作ることで外観からは隠れていて目立たないので、見た目もすっきりします。
デッドスペースにたくさん荷物をしまうことができるのも嬉しい点です。
床下の点検口にもなり、いろいろなシーンで活躍します。
収納の多い物件を探している客も多いので、マンションのオーナーや大家さんはぜひとも床下収納を作ってみてはどうでしょうか。
床下収納がよく見られるのはキッチンですが、それ以外にも和室の一畳分を床下収納にする手もあります。
洗面所に作っても、何かと便利なはずです。
小さな倉庫代わりにもなる床下の収納は、売り物件で集客を得るポイント箇所となるに違いありません。
便利な床下収納ですが、リフォームする際にはいくつか気を付けなければならない点もあります。
まずマンションやアパートの場合、床下に構造体のコンクリートなどが通っているところも多いです。
床下収納は、配管がある箇所には作れません。
そのため、まずは床下の状態を確かめることが大切です。
床上げ工事をして収納スペースを作るやり方が多いですが、その際は天井高さを2.1m以上にしなければいけないことが建築基準法で決まっています。
そのため、マンションのオーナーさんや大家さんは、この点をクリアできるか確認しましょう。
断熱材や通風口、人通口などの妨げにならない場所に作ることも重要です。
床の下に収納を作るにあたって、大きく4種類に分けられます。
最も一般的なものが、扉式床下収納と呼ばれるタイプです。
そこまで収納スペースは広くありませんが、比較的安価にて作ることができます。
単身者用ハイツなどで備わっていると価値があります。
扉がスライドになっているスライド式床下収納は、小物を入れるには便利です。
取り出し口が狭いので、大きな荷物は入れにくくなっています。
和室によく見られる跳ね上げ扉式床下収納は、やや深めです。
マンションの場合、床上げ工事をしても天井までの高さが届かなくて設置できない可能性もあるでしょう。
最も簡単に作ることができるのは、床に扉を付けるだけの床下収納です。
通気や良い床下であれば、簡易的な床下収納で問題ありません。
部屋の広さや建物の構造、テイストに合わせて向いている収納を考えてみましょう。