網戸は数年レベルで劣化する!網戸交換は定期的に行いましょう
アパートやマンションは、さまざまな方が入居されるため一人ひとりの使い方によっては建具などが劣化しやすくなることもしばしばです。
その中でも故意ではなく経年劣化しやすいものとして網戸が挙げられます。
網戸は、直射日光や紫外線、風雨などにさらされるためどうしても劣化しやすいのが特徴で、平均的に5年ほどで劣化が気になるために張り替えが必要となるのです。
また日当たりが良い窓の網戸は渡航に劣化が早まるためより早めの交換が求められます。
特に直射日光を受けやすい南や西側は3年程度で張り替えを心がけると良いでしょう。
また、網の部分だけではなく本体も劣化するものです。
使い方によっては数年でレールがスムーズに動きにくくなったり、外れやすくなったりすることもありますので退去のタイミングなどでチェックを行い、網戸交換も検討しましょう。
網戸は見た目ではどれも同じ素材と認識されている方も少なくないのではないでしょうか。
実は網戸にもいくつか種類があります。
網戸のネットは4種類あり、その中でも一般的によく使われているのが安価で提供されているポリプロピレンです。
安い分だけ耐候性も低くなるため劣化が早く、張り替えの頻度が高くなります。
次にポリエステル素材は、ポリプロピレンよりも太いので強度が上がります。
ペットが網目を破けなくなるため、ペット可物件などにおすすめです。
また熱に強いグラスファイバーは南側の窓など直射日光が強い窓に使うのにおすすめです。
そして一番高価なものとしてステンレスが挙げられます。
ステンレスは強度も耐久性にも優れており、ペット可物件にもおすすめですし、防犯対策としてもおすすめです。
コストの問題もありますので、それぞれのメリットとコスト面を考慮して大家さん、オーナーさんで決められると良いでしょう。
とにかく安さを重視するならポリプロピレン、ペット可物件などでコストも考慮したい場合はポリエステルがおすすめです。
高級マンションなどであれば、長く使えるグラスファイバーやステンレスを使用されるとメンテもそれほど必要がなくなるのでおすすめです。
また、網戸の網目いわゆるメッシュにもサイズがあります。
一般的に販売されているものは18メッシュ、20メッシュ、24メッシュ、30メッシュ、40メッシュなどです。
部屋の風通しを良くしたいということであれば、18メッシュか20メッシュがメッシュが粗いので良いでしょう。
一方、風通しよりもコバエなどのような小さな虫の侵入を予防したいという方であれば、24メッシュや30メッシュなどのメッシュが細かいものを選ぶと安心です。
またメッシュの色はブラックやグレーなどがあります。
網目が見えづらく窓の外の視認性がアップするのがブラックです。
しかし、メッシュが見えづらいのでお子様やペットが網目にぶつかってたわむことや破ってしまうことも少なくありません。
衝突などを防ぎ、普段出入りなどに利用しない網戸にしたいなら、グレー色を選ぶと良いでしょう。