カーペットがこんな状態になったら張り替えを
カーペットは5~10年以上使用していると傷みが目立ってきます。
カーペットの上を普通に歩くだけでも、わずかに繊維が摩耗しているのです。
またお茶やジュースをこぼしたときの汚れも目立ってきます。
寿命には使い方も関係しており、掃除をほとんどしない、汚れが付いても放置している、などの原因で耐用年数が短くなります。
コーヒーや調味料をこぼしたときは、色が沈着してしまう場合があり、そうなればイメージが悪くなるでしょう。
洗っても汚れが落ちないようになったら、張り替えを考えてみてください。
カーペットの張り替えをするときは、家具・家電を移動させる必要があります。
1人で張り替えをしようとすると、ズレが発生してしまう問題もあります。
きれいに張り替えするポイントは、横着をしないことです。
家具・家電を移動させずにきれいに張り替えたい、人に頼まずに作業したい、などは現実的に難しいです。
カーペットが波状になると見た目が悪いですし、つまずいてしまう原因にもなります。
思いのほか難易度の高い作業ですから、プロに任せるようにしてください。
特にアパートやマンションなどの集合住宅では、一斉に張り替えを求められる大家さんやオーナーが少なくありません。
こうした状況ではアパートやマンションに特化したリフォーム会社に任せるのが基本です。
カーペットは大量のホコリ、ダニなどを吸着しています。
汚れを吸い取ってくれるのは大きなメリットですが、いずれ飽和状態になるのです。
カーペットに掃除機や布団用クリーナーをかけると、大量の粉末を除去できるでしょう。
これはダニの死骸やフンであり、ダニアレルギーの原因になります。
ホコリや汚れは上から下に行く性質がありますから、カーペットは汚れだらけになっています。
こまめに掃除をしていても、汚れを完全に除去できるわけではありません。
新品のカーペットは頬ずりをしたいくらい気持ちいい感触があるでしょう。
しかし、使い続けることで繊維が寝て硬くなってきます。
すると、当初のふわふわした感触がなくなってしまうのです。
またカーペットは丸洗いが難しいので、長らく使用していると汗臭さも気になるようになります。
なんとなく臭いを感じるようになったときも、張り替えをするおすすめのタイミングです。