食器洗い乾燥機取り付けで入居率アップを
アパートの大家さんやマンションのオーナーさんにとって、空室対策や入居率アップ対策は常に頭を悩ませる問題です。
築年数では近隣の物件に勝てない、必要なリフォームはすべて行った、どうにかしてほかと差別化を図って空室を埋めたいと思ったら、食器洗い乾燥機の取り付けを検討してみてはいかがでしょうか。
家族が多い方、共働きなどで家事の時間を節約したい方、お料理大好きな方に人気のアイテムです。
ご自身で買うとそれなりのお値段がしますので、備え付けの食器洗い乾燥があれば、入居希望者が増えるかもしれません。
さらには現在より家賃アップも可能です。
食器洗い乾燥機の購入と取り付け工事には、それなりの費用もかかりますので、やみくもに取り付ければ良いというわけではありません。
ご所有のアパートやマンションのターゲット層をしっかり考えて、設置する物件を選びましょう。
たとえば、料理をほとんどしない学生向けや外食やコンビニ食が多い一人暮らしの社会人向けの物件に取り付けても、費用の無駄づかいになる可能性があります。
仮にお料理をしても、1人分の食器なら自分で洗ったほうが早いですし、自炊はせず、食器洗いの需要がない入居者の物件に取り付けるのは無駄な投資となるからです。
ディンクス世帯やファミリー向けの物件などにターゲットを絞りましょう。
投資をした分、家賃を値上げしても、入居希望者がすぐに現れる期待が持てます。
食器洗い乾燥機には卓上型の小さなものもありますが、シンクに置くと場所を取ってしまい、調理や片付けがしにくくなるのがネックです。
おすすめしているのは、シンク下やキャビネット部分に取り付けるビルトイン型タイプです。
ただし、設置工事には意外に手間がかかり、技術が必要になりますので、大家さんやオーナーさんがDIYで取り付けるのはおすすめできません。
食器洗い乾燥機取り付け実績が豊富な、取り付けノウハウがある専門業者に依頼しましょう。
食器洗い乾燥機を取り付けるには、システムキッチンの取り付けたい場所のキャビネットを取り外す作業からスタートします。
食器洗い乾燥機を取り付ける台枠となる脚ユニットを設置します。
給排水設備との分岐を設置しなければならないため、シンク下の給湯管に分岐金具と接続管が付いていない場合やキャビネットを撤去した箇所に排水管がないと追加工事が必要となるのでご注意ください。
また、届く位置に電源コンセントがない場合には電源コンセントの増設や、分電盤の追加工事などが必要になる場合もあります。
