トイレ収納棚取り付けで利便性アップ
近年の分譲マンションや新築戸建てでは、トイレに収納棚を付けるのが当たり前のようになっていますが、アパートや賃貸専用のマンションではトイレのスペースも狭く、収納棚が付いていないケースも少なくありません。
特にトイレとお風呂やシャワーが同室のユニットバスの場合、収納棚がないケースが多いです。
もっとも、トイレットペーパーや衛生用品、タオルや掃除用具などを置く場所があったほうが便利ですし、暮らしやすいです。
入居を希望して内覧をしている方の中には、トイレに収納棚がないだけでパスという人もいます。
最近、空室が増えている、新しくできた賃貸住宅に入居者を取られていると感じたら、トイレ収納棚を取り付けるのも一つの対策です。
お風呂場とトイレが分かれている場合は、さまざまなタイプの収納棚の備え付けが可能です。
お風呂場と一緒の場合、湿気の関係から木製の扉付き収納などは内部がカビなどが発生するおそれがあり、あまりおすすめできません。
ですが、トイレだけなら、扉付きのおしゃれな木棚も付けられます。
あとは取り付けるスペースの問題です。
一般的にはトイレの便器のタンクの上あたりに備え付けます。
横、もしくは縦の広さで、少なくともトイレットペーパーの大サイズの1袋は入るサイズが必要です。
ストックのトイレットペーパーが収まらなくては、トイレ収納の意味がありません。
取り付ける際は機能性やサイズ面だけでなく、色などにもこだわりましょう。
トイレのクロスや床の色、トイレの便器の色などと全体がまとまるような色がおすすめです。
白が多いですが、壁紙が水色なら水色にするなど、デザイン面も検討しましょう。
最近のアパートやワンルームマンションなどに多い、バス・トイレ同室のユニットバスの場合、備え付けの収納庫は付いてないケースが多いです。
トイレによくある木製の扉付きの収納棚では、お風呂やシャワーの湿気でカビが生える場合や弱ってしまう場合があるからです。
トイレットペーパーを置くにも適していません。
もっとも、脱衣スペースもない場合にはバスタオルや着替えなどを置けるような、ステンレス製の棚などがあると便利です。
また、ユニットバスの出入り口エリアに備え付けの扉付き、または扉なしの木棚などを取り付け、トイレットペーパーやティッシュペーパー、シャンプーやボディソープなどのストックを置ける場所を作ると良いでしょう。
入居率の低下に悩む大家さんやオーナーさんは、利便性アップができるポイントを検討していきましょう。
